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Jリーグ 1年前

勝負弱い!? J1「先制チーム」勝率ランキング10~18位。逃げ切りに失敗しているクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15位:柏レイソル

柏レイソル
【写真:Getty Images】


リーグ戦成績:6勝11分12敗(16位)
先制した試合の成績:6勝5分1敗
先制した試合の勝率:50.0%

 ここまでリーグ戦成績6勝11分12敗で16位に沈んでいるのが柏レイソルだ。開幕から10試合で1勝4分5敗と厳しいスタートとなり、一時期は最下位まで順位を落としている。

 リーグ戦の総失点は40と良い数字とは言えないが、それよりも深刻なのは得点力だ。MFのマテウス・サヴィオやFW細谷真大が奮闘してはいるが、リーグ戦の総得点28点はリーグワースト2位。ネルシーニョ前監督政権時からの課題だが、得点力不足が大きく足を引っ張っている状況にある。

 先制した試合の成績は6勝5分1敗の勝率50.0%だが、前半終了時にリードしていた場合は4勝4分1敗で勝率44.4%とさらに落ちる。これはJ1全チームで最下位の勝率となっていて、前半をリードして終えてもなかなか勝ちに結びついていない厳しいデータだ。

 ただ、キャプテンのCB古賀太陽や、今夏レンタル移籍で浦和レッズから加入したCB犬飼智也の活躍もあって、守備陣に安定感が出てきたのは好材料だ。第15節から第17節にかけては3試合で11失点と守備が崩壊していたが、犬飼が加入した第22節以降はリーグ戦4勝3分1敗と勝ち越している。また、犬飼が先発出場したリーグ戦は8試合で7失点と劇的に改善された。

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