12位:名古屋グランパス
リーグ戦成績:13勝8分8敗(6位)
先制した試合の成績:10勝5分1敗
先制した試合の勝率:62.5%
2022シーズンに記録した11勝を上回る13勝をあげて、現在リーグ戦6位につけているのが名古屋グランパスだ。
浦和レッズからレンタル移籍で加入したキャスパー・ユンカーが得点源となり、ここまでリーグ戦26試合に先発出場して13得点3アシストとチームに大貢献。浦和時代は怪我がちだったユンカーだが、ここまでフル稼働に近い状態で出場を続けているのは名古屋にとっては嬉しい誤算と言えるだろう。
今季の名古屋は先制した試合の成績が10勝5分1敗。わずか1敗で留まっている点は称賛すべきだ。さらに、ホームゲームでの成績は8勝7分0敗と負けなし。引き分けが多く勝ちきれないという面もあるが、今季ホームゲームで負けていない唯一のJ1チームとなっている。反面、アウェイゲームでは非常に脆く、6月以降のアウェイゲームは6戦6敗とまるで勝てていないのは明確な弱点だ。
YBCルヴァンカップで準決勝まで勝ち残っているため2冠の可能性を残しているが、夏場に失速した影響で現在はリーグ6位まで後退。リーグ1位のヴィッセル神戸と11の勝ち点差があるため、現実的には2冠達成は厳しそうだ。