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Jリーグ 1年前

勝負弱い!? J1「先制チーム」勝率ランキング10~18位。逃げ切りに失敗しているクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカーという競技において、1点の重みは大きい。それだけに、先制点が持つ意味も大きく、試合を優位に進める上で重要になる。2023シーズンのJ1リーグで先制点を奪い、結果につなげているのはどのチームなのか。今回は10〜18位をランキング形式で紹介する。※勝率が並んだ場合は獲得勝ち点で順位を決定


10位:アルビレックス新潟

アルビレックス新潟
【写真:Getty Images】

リーグ戦成績:9勝9分11敗(11位)
先制した試合の成績:6勝1分2敗
先制した試合の勝率:66.7%


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 2022シーズンのJ2リーグを制し、2017シーズン以来6季ぶりとなるJ1リーグ復帰を果たしたのが今季のアルビレックス新潟だ。

 シーズン前半に攻撃の核としてチームを牽引したMF伊藤涼太郎は、今夏にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンへ移籍。チームトップとなる7得点4アシストを記録したエースの旅立ちは新潟にとって大きな戦力ダウンとなったが、それでもリーグ戦9勝9分11敗で11位と健闘している。

 今季のJ1リーグで先制した試合は6勝1分2敗、勝率は66.7%を記録している。意外なことに、伊藤が最後に出場した第17節以降に喫した敗戦は3試合にとどまっていて、その3敗は全て相手に先制されて完封負けしたパターンだ。シーズン後半の新潟は、先制さえできれば最低でも勝ち点1を拾えているのは来季に向けて明るい材料になるだろう。

 新潟を率いる松橋力蔵監督の指導のもと、チームは安定感を増しつつある。第29節では昨季のJ1リーグで2位だった川崎フロンターレにアウェイで逆転勝利してシーズンダブルを達成した。たとえ先制されても引き分け、勝ちに持っていける粘り強さの芽生えが、印象的なシーズン後半となりそうだ。

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