1位:ヴィッセル神戸
リーグ戦成績:17勝7分け5敗(1位)
先制した試合の成績:15勝2分け1敗
先制した試合の勝率:83.3%
J1リーグの順位同様、先制した試合の勝率でもヴィッセル神戸が首位だ。今季リーグ戦29試合のうち18試合で先制点を決めており、そのうち15試合で勝利を収めている。先制した回数でもトップで、まさに先手必勝で首位を走っているチームだ。
時間帯別に見てみると、前半16分から30分までの得点が10と多い。この時間帯に先制して、そのまま逃げ切るという展開が勝ちパターンだ。
今季先制した試合で唯一外れているのが、4月22日に行われた横浜F・マリノス戦だった。得意とする16分から30分に2点を奪ったものの、前半のうちに追いつかれてしまい、後半に逆転を許して2-3で敗れている。
それ以外の試合では、先制した際の勝率は圧倒的だ。さらに、引き分けに持ち込まれた試合も2つだけで、ファンは安心して見ていられるシーズンとなっている。神戸は今季のリーグ戦で51得点25失点となっており、得失点差は26。見事な攻守のバランスも手伝って、先行逃げ切り型のチームができあがっている。
【了】