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プレミアリーグ“採点”ベストイレブン。文句なしの10点満点を叩き出したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ベン・ホワイト(イングランド代表)

アーセナルのベン・ホワイト
【写真:Getty Images】


所属クラブ:アーセナル
生年月日:1997年10月8日
Sofascore採点:8.2

 ボーンマス戦で今季初ゴールを記録したベン・ホワイトは、攻守にわたって高いレベルのパフォーマンスを披露した。

 守備から振り返ると、ミロシュ・ケルケズとジャスティン・クライファートの左サイドコンビに決定的な仕事をさせない安定した対応が光った。この試合でホワイトはクリア数(4)とタックル数(4)で両チーム最多を記録。相手陣内に押し込む際は高い位置を取ることもある中で、しっかりとDFの仕事を果たしてクリーンシート達成に大きく貢献した。

 そして99+3分にはおまけの今季初ゴールを記録。マルティン・ウーデゴールのFKからのクロスを高い打点からのヘッドでコースに流し込んだ。プレミアリーグ公式のマン・オブ・ザ・マッチの座はノルウェー代表MFに譲ったが、それに匹敵するほどのパフォーマンスだった。

DF:ヨアキム・アンデルセン

クリスタル・パレスDFヨアキム・アンデルセン
【写真:Getty Images】

所属クラブ:クリスタル・パレス
生年月日:1996年5月31日
Sofascore採点:8.4

 昨季オールド・トラッフォードで1敗しか喫しなかったマンチェスター・ユナイテッドに、クリスタル・パレスは今季2度目の土をつけた。その立役者となったのがCBのヨアキム・アンデルセンだった。

 25分のセットプレーの場面では、エベレチ・エゼからのクロスボールのこぼれ球を右足ダイレクトで振り抜いた。GKのアンドレ・オナナもノーチャンスのストライカー顔負けの強烈な一撃で、クリスタル・パレスに貴重な先制点をもたらした。

 そして肝心な守備でも、スピードがある相方のマーク・グエイとともにマンチェスター・ユナイテッド攻撃陣をシャットアウト。73分や84分、91分のようなギリギリの局面での身を投げ出してのクリアやブロックが際立ち、チーム最多の10のクリア数を記録。デュエルでも地上戦は5戦4勝、空中戦は2戦2勝と相手FWとの1対1の勝負でも仕事をさせなかった。

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