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遠藤航のプレーを疑問視「一瞬の判断が違いを生む」。本人は「結果から学ばなければならない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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トッテナム戦でプレーする遠藤航
【写真:Getty Images】



9人のリバプールはトッテナムに敗れる

 サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは現地時間9月30日、プレミアリーグ第7節でトッテナムと対戦し1−2で敗れた。決勝点はリバプールMFジョエル・マティプのオウンゴールによるものだった。遠藤は試合後のインタビューで守備に奮闘したマティプらを擁護している。英メディア『Rousing The Kop』が伝えた。



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 リバプールが2人退場に追い込まれる中で迎えた後半アディショナルタイム、トッテナムDFペドロ・ポロが右サイドから上げたクロスにマティプが反応したものの、左足に当てたボールはゴールに向かって一直線。マティプは頭を抱えてピッチにしゃがみ込み、悔しがった。

 チームは26分にMFカーティス・ジョーンズが一発退場。FWディオゴ・ジョッタも69分に2枚のイエローで退場となり、2人少ない中で20分以上戦った。

 73分から途中出場した遠藤はクラブ公式『Liverpoolfc.com』に「9人でプレーするのは難しい。でも、勝ち点1を取りたかった」と嘆いた。

「このチームを誇りに思う。ただがっかりしている。この結果から学ばなければならない。もちろん、最後まで戦い抜こうというスピリットは見せた」

 その上で、マティプを「素晴らしいプレーをした。誰も彼に何も言えない」と責めることはしなかった。

『Rousing The Kop』は、マティプと遠藤のプレーを論評している。マティプについては「試練に満ちた状況で優れたパフォーマンスをした」と擁護。

 ただし「細かいことを言うのであれば、ポロのクロスを止めるためにもっと早く出てきてもよかったかもしれない」と振り返った。

 同メディアは遠藤を「9人の状態で守備固めに奔走したことは称賛に値する」と評価する一方で、失点シーンの直前のプレーを疑問視する。2人少ないにもかかわらず、遠藤はトッテナム陣内深くまでプレスをかけてかわされ、この流れから攻め込んだトッテナムに決勝点が生まれている。

 オウンゴールに関しては「マティプや遠藤に非はない」としながらも、「小さな瞬間(一瞬の判断)が全ての違いを生むことがある」と嘆いた。

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