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才能の宝庫! 世界で輝くレアル・マドリード育ち5人。各地で大活躍中! 下部組織出身の逸材

シリーズ:世界で輝く〇〇育ち5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アントニオ・ブランコ(U-21スペイン代表)

レアル・マドリードで育ったアラベスのアントニオ・ブランコ
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月23日(23歳)
市場価値:500万ユーロ(約7億円)
所属クラブ:アラベス(スペイン)
23/24リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

 アントニオ・ブランコは今年の夏にレアル・マドリードから完全移籍でアラベスへ移籍したMFだ。

 ブランコは2013年にレアルの下部組織に加入。順調にステップアップを果たし、2021年にジネディーヌ・ジダン監督が率いるトップチームでデビューを飾ったエリートだ。それでも、レアルでポジションを得るのは難しく、2022/23シーズンはカディスにレンタル移籍。そして、今年夏にアラベスへ完全移籍した。

 中盤の底で鋭い守備を見せて相手のチャンスの芽を摘むブランコは、技術も長けており、ボールを奪ってそのまま攻撃の起点になることもしばしば。20歳でレアルのトップチームでプレーしたということだけでも、その才能は計り知れない。

 それでもレアルが手放した理由は、やはりそれ以上の才能がチームにいたからというほかにない。世界最高峰の中盤を抱えるレアルには若手も多いため、期待されたエリートであっても放出の対象となった。

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