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才能の宝庫! 世界で輝くレアル・マドリード育ち5人。各地で大活躍中! 下部組織出身の逸材

シリーズ:世界で輝く〇〇育ち5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:フアンミ・ラタサ(U-21スペイン代表)

レアル・マドリードで育ったヘタフェのフアンミ・ラタサ
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年3月23日(22歳)
市場価値:300万ユーロ(約4.2億円)
所属クラブ:ヘタフェ(スペイン)
23/24リーグ戦成績:7試合2得点1アシスト

 フアンミ・ラタサは飛躍の予感を漂わせているセンターフォワードだ。今季は昨季に続いてヘタフェにレンタルで加入している。

 ラタサは2016年にレアル・マドリードの下部組織に加入して成長を続け、2019年にはBチームデビューを飾った。191cmの長身を武器に21/22シーズンはBチームでリーグ戦30試合に出場して13ゴールを記録すると、翌22/23シーズンからヘタフェにレンタルで移籍している。

 ラタサにとってラ・リーガ挑戦1年目は試練のシーズンとなり、22/23シーズンのヘタフェではほとんど出番が得られなかった。ピッチに立つのは終盤の数分間という試合が多く、期待通りの成長は見せられていない。

 それでもシーズン終盤にエネス・ウナルが負傷して急きょ出番がやってくると、リーグ戦初先発となった第37節オサスナ戦で待望の初ゴールを記録してシーズンを終えた。そして今季はまだエネス・ウナルが復帰していないこともあり、開幕からレギュラーとしてプレーしているところで、ここまでリーグ戦で2得点1アシストを記録している。

 すでに昨季のゴール数を超えたラタサ。本人にとっては勝負の1年になるかもしれない。

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