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ハズレの予感? 輝けない新加入選手5人。新天地で適応に苦しむのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ/ベルギー代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月7日
移籍金:フリー
今季リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト

 今夏にレスターと契約満了を迎えたユーリ・ティーレマンスはミランなど複数の選択肢があった中でアストン・ヴィラを新天地に選択した。しかし、プレミアリーグ第6節終了時点での先発出場はゼロと完全に控えとなってしまっている。

 その理由はドウグラス・ルイスとブバカル・カマラの不動のダブルボランチが既に完成されていることにある。前に出ていく攻撃参加が得意な前者と守備が得意な後者の補完性は抜群で、現状のままではポジション争いに参加することすらできていない。どちらかと言えばルイスがライバルとなるだろうが、彼の方がキープ力と守備面で優れており、主将のジョン・マッギン不在時はキャプテンマークを巻くなどウナイ・エメリ監督からの信頼も厚い。

 今季のアストン・ヴィラはUEFAカンファレンスリーグもあるため、ミッドウィークの試合に活躍の場があるが、エバートンとのカラバオ・カップ3回戦では敗退に繋がる致命的なパスミスを犯して失点に関与と苦しい時間が続く。彼が背負う背番号8は“呪われた番号”と噂されるほど着用する選手が活躍できておらず、2015/16シーズンのイドリッサ・ゲイェ以降でスタメンに定着した選手は誰一人としていない。ベルギー代表の名手もそのうちの一人になってしまうのだろうか。

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