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才能の宝庫! 世界で輝くバルセロナ育ち5人。各地で大活躍中! 下部組織出身の逸材

シリーズ:世界で輝く〇〇育ち5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アレハンドロ・バルデ(スペイン代表)

バルセロナに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月18日(19歳)
市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
所属クラブ:バルセロナ
23/24リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト

 19歳のアレハンドロ・バルデはシャビ・エルナンデス監督の信頼を完全に掴み、今や5000万ユーロ(約70億円)の市場価値を誇っている。

 ギニアビサウ人の父とドミニカ共和国人の母の間に生まれたバルデのアスリート能力は幼い頃から際立っており、スペインメディア『バルサユニバーサル』によると、学校の競争では常に1位で、数秒のハンデがあったとしてもそれは変わらなかったという。そんなずば抜けた能力を8歳で加入したラ・マシア(バルセロナ下部組織の総称)でも余すことなく発揮し、順調にカテゴリーを上げていった。

 そして2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にてトップチームデビューを飾ると、昨季は多くのタイトル獲得に貢献してきたジョルディ・アルバを完全にベンチへと追いやり、公式戦44試合に出場した。また、カタールワールドカップという大舞台でスペイン代表デビューを飾り、グループリーグ突破がかかった日本代表戦では先発出場も果たした。

 今季はJ・アルバがインテル・マイアミに去ったことで正式に彼の後継者となり、トップチーム登録が無事に済んだことで長年ジェラール・ピケが背負ってきた3番を受け継いでいる。また、先日にはバルセロナとの契約を4年延長することが発表され、契約解除金は破格の10億ユーロ(約1400億円)に増額設定された。クラブからの信頼は明らかだ。

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