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Jリーグ 1年前

集客復活!? J1入場者数アップ率ランキング1~10位。コロナ禍前より増加したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレのレモンガススタジアム平塚
【写真:Getty Images】


本拠地:レモンガススタジアム平塚
収容可能人数:15380人
2023年平均入場者数:13450人
2019年平均入場者数:12848人
上昇率:104.69%

 湘南ベルマーレはコロナ禍前に観客動員数を増やしていたが、2023シーズンはさらに上昇している。

 湘南はクラブ名がまだベルマーレ平塚だったJリーグ参入の1994年に1万7836人の平均観客動員数を記録した。ただ、その後は2部の時期も長く、観客も減っている。それでも2018年以降はJ1にとどまり続けており、客足が戻ってきた。

 コロナ禍による入場制限があった時期を除くと、湘南は2018年以降1万2000人台を続けてきたが、今季の平均観客動員数13450人。これは21世紀に入って最多の数字である。

 ただ、この数字を鵜呑みにするのは難しい。今季の平均を引き上げているのは、国立競技場で行われた第28節の川崎フロンターレ戦だ。これが5万4243人を動員しており、これを除いた1試合平均の観客動員数はおよそ1万312人。国立競技場での開催がなければ、2019シーズンの水準を下回っていることになる。

 実際、今季ホームゲームで1万2000人を超えているのは第11節の柏レイソル戦の1万2342人だけだ。

 湘南は現在J1で最下位に低迷している。残留を成し遂げるためにも、これから今まで以上にファンの後押しが欲しいところだ。

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