1位:鹿島アントラーズ
本拠地:県立カシマサッカースタジアム
収容可能人数:38620人
2023年平均入場者数:21787人
2019年平均入場者数:20569人
上昇率:105.92%
2019シーズンに比べてJ1リーグで最も観客が増えているのは鹿島アントラーズだ。
「オリジナル10」の一角である鹿島だが、シーズンの平均観客動員数が2万人を超えたシーズンは7度のみ。そのうちの1回が、J1リーグ最終順位が3位だった2019シーズンだ。
2019年の鹿島は、小笠原満男や西大伍といった中心選手が抜けて変革のシーズンとなった中で上位に食い込んだ。このシーズンで最も多くの観客が訪れたのは、リーグ優勝の可能性を残して迎えた第33節のヴィッセル神戸戦で3万4312人となっている。
2023シーズンの鹿島は、第8節に15位まで順位を落とす時期もあった。実際、この第8節ヴィッセル神戸戦は観客動員数が今季ワースト2位の1万5311人で、ファンが期待していなかった時期と言えるかもしれない(今季ワーストは第17節湘南ベルマーレ戦)。
ホーム扱いで最多観客動員となったのは、第13節の名古屋グランパス戦で5万6020人が入った。ただ、こちらはJリーグ30周年記念スペシャルマッチとして国立競技場で開催されており、一部ファンから反発の声もあったゲームだ。この試合が平均を引き上げており、県立カシマサッカースタジアムで開催した試合に絞ると今季リーグ戦13試合で1試合平均は1万9154人。2019年を下回っている。
名古屋グランパス戦を除くと、ホーム開幕戦の川崎フロンターレ戦が2万8608人でトップ。第28節横浜F・マリノス戦で2万7463人で2位だ。
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