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明治安田生命Jリーグの2023シーズンは終盤戦に突入している。今季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、スタジアムに熱狂が戻ってきた。観客動員は2019年と比べてどうなのだろうか。今回は2019シーズンと2023シーズンの両方をJ1リーグで戦っているクラブを対象に、入場者数アップ率をランキング形式で紹介する。※数字は9月27日時点。
10位:北海道コンサドーレ札幌
本拠地:札幌ドーム
収容可能人数:38794人
2023年平均入場者数:15628人
2019年平均入場者数:18768人
上昇率:83.27%
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北海道コンサドーレ札幌の平均入場者数は近年上昇傾向にあったが、2023シーズンは2019シーズンに比べて大きく減少している。
札幌ドームを使用し始めた2001シーズンに2万2228人の平均入場者数を記録した札幌は、その後減少が続き、1万人を割る時期も。そこから徐々に立て直し、2017年から3年連続で1万8000人を超えている。2019シーズンの最多入場者数は第22節の浦和レッズ戦で3万5531人の満員だった。
2023シーズンは観客数1万人台の試合がほとんど。2万人を超えたのは第18節のセレッソ大阪戦(2万4509人)と第23節のサガン鳥栖戦(2万1895人)の2度だけである。セレッソ大阪戦は「赤黒フェスタ」と題したイベントの一環で札幌が1万人無料招待の企画を行っており、サガン鳥栖戦についてもJリーグの夏休み企画で2500組5000人が招待された。
2万人超えもままならない状況の札幌。ここから今季をコロナ禍前の水準に戻すには、ドームが満員になるようなビッグゲームがなければ厳しそうだ。