1位:ウィサム・ベン・イェデル(フランス代表)
生年月日:1990年8月12日
年俸:780万ユーロ(約10億9200万円)
22/23リーグ戦成績:32試合19得点6アシスト
モナコで公式戦通算173試合に出場するFWウィサム・ベン・イェデルがランキング1位となった。170cmとセンターフォワードとしてはかなり小柄だが、現在のモナコでトップとなる公式戦102得点を記録し、主将も務めるベテランストライカーである。
19年夏にラ・リーガのセビージャからモナコに加入すると、移籍初年度からリーグ戦26試合に出場して18得点7アシストを記録。これは同シーズンの得点王に輝いたパリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペと同じ得点数であった(規定によりPKのゴールがなかったエムバペが得点王を受賞)。
以降、19/20シーズンから22/23シーズンの4シーズンにかけてリーグ戦132試合に出場して82点と驚異的な得点を叩き出したベン・イェデル。リーグ・アンにはPSGのエムバペがいるため得点王を受賞したことはないが、もしエムバペがいなかったら2度、3度と得点王に輝いてもおかしくはないゴール数である。
高いシュート精度が何よりも武器であり、今季も既に6試合に出場して4得点と絶好調。33歳となった現在もなおチームの大黒柱となっている。そんなベン・イェデルの年俸は780万ユーロ(約10億9200万円)とチーム唯一の10億円超え。契約は24年夏までと1年を切っているが、果たして契約延長してさらなる年俸アップとなるのだろうか。
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