7位:カリム・ベンゼマ(フランス代表)
生年月日:1987年12月19日
所属クラブ:アル・イテハド(サウジアラビア)
22/23リーグ戦成績:24試合19ゴール3アシスト(レアル・マドリード)
昨年10月に自身初のバロンドールを受賞したカリム・ベンゼマは、今夏サウジアラビアに活躍の場を移した。レアル・マドリードでの壮大な旅を終え、欧州を離れたベンゼマだが、依然として世界最高クラスのフォワードであることに異論はない。
能力値で一番高く評価されたのは『94.6』をマークした「攻撃」だ。点取り屋としての側面だけがフォーカスされがちだが、ベンゼマはゴールネットを揺らすだけでなく、ミドルサードに下りてきて攻撃を組み立てる役目もこなすこともできる。ポストプレーを得意としており、卓越した身体の使い方とボールコントロールで“タメ”を作る。ボールを預ければ味方選手が上がってくる時間を確保できるため、同選手の存在がチーム全体の攻撃を活性化させているといえるだろう。
35歳となりキャリア終盤に差し掛かったベンゼマだが、ゴールへの嗅覚に衰えはない。新天地でも絶対的なストライカーとして、ゴールを量産してくれるはずだ。