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歴代最高は? 日本人欧州CL得点ランキング1~10位。最高峰の舞台で輝いたレジェンドたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:稲本潤一

アーセナルの稲本潤一
【写真:Getty Images】


生年月日:1979年9月18日
CL出場クラブ:アーセナル(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)
CL通算成績:7試合1得点
代表通算成績:82試合5得点3アシスト

 06/07シーズンに所属したスュペル・リグ(トルコ1部)のガラタサライでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場し、ボルドー相手に1得点を記録したのが稲本潤一だ。

 守備的MFとしてプレミアリーグ、スュペル・リグ、ブンデスリーガ、リーグ・アンと欧州4リーグで通算9シーズンプレーしている。また、日本代表として通算82試合に出場し、2002年、2006年、2010年とワールドカップ3大会に出場した。

 そんな稲本が初めてCLに出場したのは、01/02シーズンにローン加入したアーセナル在籍時のことであった。当時のアーセナルにはティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプ、ロベール・ピレスなど名だたるタレントがずらり。稲本が出場を争う守備的MFには当時世界最高峰のプレイヤーであったパトリック・ヴィエラが絶対的存在として君臨した事もあり、公式戦出場はCL2試合、リーグカップ2試合にとどまっている。

 アーセナルでは満足に試合機会を得られなかった稲本であったが、その経験と悔しさを糧にして2002年のFIFA日韓ワールドカップにボランチとして出場。ベルギー戦、ロシア戦で2試合連続ゴールを決め、特にロシア戦は日本代表のワールドカップ初勝利を手繰り寄せた歴史的ゴールであった。

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