2位:ラファエル・ヴァラン(元フランス代表)
生生年月日:1993年4月25日
年俸:2061万ユーロ(約28億8500万円)
22/23リーグ戦成績:24試合0得点0アシスト
クラブではレアル・マドリードで4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝、フランス代表ではFIFAロシアワールドカップで優勝を経験するなど、数多くのタイトルを手にしてきた経験豊富なベテランCBがラファエル・ヴァランだ。
21年夏に4000万ユーロ(約56億円)でレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに加入し、マンU守備陣を支える主力CBとしてここまで公式戦66試合に出場している。
一時期は世界最高峰のCBと評価され、30歳となった現在も優れたプレイヤーではあるが、度重なる怪我が影響してパフォーマンスにはやや翳りが見える。21/22シーズン、22/23シーズンともにリーグ戦出場時間は2000分以下。安定して出場しているとは言えない点も問題だ。
また、23/24シーズンは開幕から3試合に先発したものの第4節アーセナル戦、第5節ブライトン戦は怪我で欠場となり、チームも3失点で完敗。ただでさえ怪我人の多い今シーズンのマンUだが、守備の要の離脱はクラブにとって痛恨だ。
守備崩壊の原因をヴァランだけに押し付けることはできないが、それでもヴァランが受け取る2061万ユーロ(約28億8500万円)の年俸はプレミアリーグの全DFの中で最高額。これだけの年俸ならば、もっと安定して出場しなければフロントもサポーターも納得できないだろう。