4位:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表)
生年月日:2000年3月25日
年俸:1515万ユーロ(約21億2100万円)
22/23リーグ戦成績:26試合6得点3アシスト
ボルシア・ドルトムントに所属していた20年冬には市場価値1億3000万ユーロ(約182億円)を誇ったが、現在は4500万ユーロ(約63億円)まで価値を落としているのがイングランド代表FWジェイドン・サンチョだ。
ドルトムント時代は公式戦137試合に出場して50得点64アシストと抜群のパフォーマンスを見せ、同世代でも屈指のWGとして世界に知られた期待の若手選手であった。そして、21年夏にプレミア強豪クラブやバイエルン・ミュンヘンなど数多くのクラブから興味を示される中、マンU入りが決定。イングランド国籍の選手であるため、プレミアリーグのホームグロウン・プレイヤーとしての価値も持ち合わせる貴重な存在であった。
しかし、多大な期待を受けてマンUに加入したものの思ったような結果が出せていないのが現状だ。マンUでプレーして3シーズン目となるが、ここまで公式戦82試合に出場して12得点6アシストは明らかに期待を下回り、年俸ほどの活躍はできていない。
さらに、23年夏にはマンUを率いるエリック・テン・ハフ監督との不仲が報じられた。試合ではベンチ外となり、ファーストチームのトレーニングメンバーから追放されるまで関係は悪化している。来年1月には、レンタルでの移籍も可能性として取り沙汰されるサンチョだが、果たして彼の未来はマンUとともにあるのだろうか。