2位:アクラフ・ハキミ(モロッコ代表)
生年月日:1998年11月4日
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
22/23リーグ戦成績:28試合5ゴール3アシスト
レアル・マドリードの下部組織出身であるアクラフ・ハキミは、2018年にレンタルで加入したボルシア・ドルトムントで覚醒。2シーズンで公式戦73試合に出場して12ゴール17アシストを叩き出し、チームに欠かせない存在となった。その後インテルへの移籍を経て、21/22シーズンからはパリ・サンジェルマンでプレーしている。
このモロッコ代表DFの持ち味は「89.1」を記録した「フィジカル」だ。他を寄せ付けない圧倒的なスピードを持っており、ドルトムント時代にはブンデスリーガトップとなる時速36.4㎞を記録した。快速を生かしたドリブルで右サイドを駆け上がり、あっという間にシュートまで持ち込んでしまう。
同選手がまだ24歳であることは、にわかに信じがたい。FIFAワールドカップカタール2022・ラウンド16、スペイン代表戦でのPK戦で見せた異様なまでの落ち着きぶりは自信の表れでもある。右肩上がりで成長を続けるハキミには今季も目が離せない。