4位:アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表)
生年月日:1994年3月11日
所属クラブ:リバプール(イングランド)
22/23リーグ戦成績:34試合0ゴール8アシスト
“ロボ”の愛称でサポーターから親しまれるアンドリュー・ロバートソンは、ユルゲン・クロップ監督のフットボールに欠かせない存在だ。リバプールでは左SBのファーストチョイスとして、これまで272試合に出場している。
このスコットランド代表DFの代名詞と言えば、“無尽蔵のスタミナ”だろう。90分間左サイドで上下動を繰り返し、労を惜しまずチームに貢献する。自身が敵陣深くまで攻め上がっている状況でも、相手のカウンターが発動したら圧倒的な走力で自ゴール前まで戻り、守備に奔走する。かわされても追いつく、泥臭い守備ができるのも魅力的だ。
献身的なプレーが注目されがちなロバートソンだが、そのサッカー「IQ」の高さも忘れてはならない。ハイラインを敷くリバプールではDFの1つのミスが命取りとなる。ロバートソンは優れた危機察知能力も持ち合わせており、ボールホルダーに自分が寄せるべきかどうかを瞬時に判断して、適切なポジショニングを行う。クロップ監督が重宝する理由は明白だろう。