6位:カイル・ウォーカー(イングランド代表)
生年月日:1990年5月28日
所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)
22/23リーグ戦成績:27試合0ゴール0アシスト
ネイマールを始めとする名だたるドリブラーを苦しめてきた守備職人は、今年で33歳となった。しかし、そのプレーは今なお衰えるところを知らない。
カイル・ウォーカーの「守備」数値はサイドバック全選手で最高となる「89.7」を叩き出した。特に対人守備は一級品で、抜かれることがほとんどない。強靭な身体とスピードで相手ウインガーを押さえ込んでしまう。カバーリング能力も高く、サイドに空いた広大なスペースをカバーすることが可能だ。
シティでは右SBだけでなく、3バックの右CBでもプレーしている。守備だけでなく、展開力があり後方からのスムーズなビルドアップを可能にする同選手は、シティがトレブル(3冠)を達成するのに欠かせない選手だったと言っても過言ではない。
昨季終盤は一時的にベンチスタートが続いたことで移籍が噂されたが、今季は開幕から全ての試合でスタメンに名を連ねている。ウォーカーの速さは相手チームにとって常に脅威となる。絶対に落とせない大事な試合こそ、その良さは際立つだろう。