7位:マルコス・アクーニャ(アルゼンチン代表)
生年月日:1991年10月28日
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:30試合3ゴール2アシスト
7位にランクインしたのはアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャだ。現在31歳のアクーニャは左SBを主戦場としているが左サイドハーフ、左ウイングバックとしてプレーすることも可能だ。代表では中盤のマルチロールとして重宝されてきた。昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022では、累積警告により欠場した準決勝のクロアチア代表戦を除いた全6試合に出場し、優勝に貢献している。
同選手の強みは縦への意識が強いドリブルだ。サイドから積極的に仕掛けて、左足から鋭いクロスをボックス内に届ける。今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者のマンチェスター・シティと対決したUEFAスーパーカップで先制弾をアシスト。その「攻撃」性能に疑いの余地はない。
一方で「84.3」をマークした、同選手の「守備」面での貢献も忘れてはならない。昨季は1試合当たりのタックルがチーム最多となる1.9回を記録。身長172cmと決して大柄ではないが、闘争心あふれる守備で相手FWを押さえ込むファイターだ。(スタッツはデータサイト『Sofa Score』参照)