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世界では、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは近年のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。今回はSB(WB)編。
10位:イヴァン・ペリシッチ(クロアチア代表)
生年月日:1989年2月2日
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
22/23リーグ戦成績:34試合1ゴール8アシスト
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残念ながら右膝の前十字靱帯を損傷したことが発表されたイヴァン・ペリシッチだが、昨季加入したトッテナムでは50試合に出場し、充実した時間を過ごしていた。
34歳となったペリシッチが使われ続けるのには理由がある。それは同選手が持つ高いユーティリティー性だ。これまでのキャリアではウイングバックとしてプレーすることが多かったが、4バックを採用するチームでは攻撃力を買われてウイングで起用されることが多い。これは同選手の高い戦術理解力が可能にしており、「IQ」の能力値は「85.0」を記録した。
また両足を遜色なく使えるため、縦方向のドリブルだけでなく、中に切り込むドリブルでボックス内に侵入して自らゴールを狙うことも多く、インテル時代には1シーズンで11得点をマークしている。SBとして比較すると「守備」に不安が残るが、それに余りある「攻撃」性能がペリシッチにはある。