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何度目の過ちか…。久保建英らの奮闘は台無し。ソシエダが直面する問題とは【欧州CL分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグDの第1節、レアル・ソシエダ対インテルが現地時間20日に行われた。久保建英らが先発を飾ったソシエダは開始4分で先制に成功するなど試合を優位に進めたが、終盤にゴールを奪われ勝ち点3を逃している。その理由とは。(文:小澤祐作)


レアル・ソシエダが好調インテルと激突

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグD第1節、インテル戦に臨んだレアル・ソシエダ
【写真:Getty Images】

 レアル・ソシエダとインテル。両者が公式戦で激突するのは、1979/80シーズンのUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)以来のことだという。

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 今季のソシエダは決して好調とは言えない。昨季までチームの核として活躍していたダビド・シルバの電撃引退が大きく響いており、リーグ戦では5試合でわずか1勝しかできていない。複数得点を奪ったのも1試合のみと、苦しい状況だ。

 対するインテルは絶好調。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で惜敗して迎えた今夏の補強が充実しており、セリエAでは唯一となる開幕4連勝を飾っている。得点数は13、失点数は1と圧倒的で、先日行われたミランとのミラノダービーでは5-1と力の差を見せつけていた。

 そうしたチーム状況、選手の質、層の暑さを考えても、やはり現地時間20日のCLグループリーグ初戦はインテルがもっていくだろうと予想していた。しかし、蓋を開けてみれば、勝利に相応しい内容を展開していたのはソシエダだった。試合後インテルのシモーネ・インザーギ監督は「素晴らしい相手であることを証明したラ・レアルを祝福しなければならない」とホームチームを讃えている。

 では、ソシエダはいかにして昨季のCLファイナリストであるインテルを苦しめたのだろうか。

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