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いきなり凄い! 欧州1年目で活躍する日本人選手5人。スタートダッシュに成功した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:松田隼風(まつだ・はやて)

松田隼風
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月2日(19歳)
所属クラブ:ハノーファーU-23(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 今では10代で海外移籍を決断する日本人選手が珍しくなくなった。19歳のDF松田隼風も、その中の1人だ。U-20日本代表として今年のFIFA U-20ワールドカップにも出場した同選手は、昨季J2の水戸ホーリーホックでプロデビューを果たしたばかり。2023シーズンはJ2リーグ8試合に出場し、プロ初ゴールもマークしていた。

 そして今夏、松田はレギオナルリーガ(ドイツ4部相当)に所属するハノーファーU-23に期限付き移籍。膝を痛めてしまった影響でリーグ開幕2試合はピッチに立てなかったが、第3節キリア・キール戦以降はスタメン出場を続けている。先日行われた第7節、ハンブルガーSV U-23戦では、素早い反応でゴール前にこぼれたボールを押し込み、移籍後初ゴールをゲットしている。まだトップチームでの出場はないものの、着実に経験値を積み上げていると言えそうだ。

 長友佑都がメンバーから遠ざかったいま、日本代表の左サイドバックは人材が豊富とは言えない。伊藤洋輝が定着しつつあるが、森下龍矢やバングーナガンデ佳史扶らはまだまだアピール不足だ。そういった意味でも若い松田の成長には期待がかかっており、今後も萎縮することなく欧州でのプレーを続けてほしいところだ。

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