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大ピンチ…。今冬の戦力ダウンが濃厚なビッグクラブ5選。アジア杯、アフリカ杯の影響を受けるのは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェ
【写真:Getty Images】


今季リーグ戦順位:2位
22/23リーグ戦順位:1位
予想される冬の離脱選手:キム・ミンジェ、ノゼア・マズラウィ、エリック・マキシム・シュポ=モティング

 昨季のブンデスリーガ王者で今シーズンも好調なバイエルン・ミュンヘンは3人の選手が冬に離脱予定だ。

 中でも、23年夏に加入した韓国代表CBキム・ミンジェは、来年のアジア杯に招集される可能性が高い。ミンジェはブンデスリーガ開幕から4試合にスタメン出場し、ここまで3勝1分とチームに貢献している欠かせぬ戦力となっている。

 幸いにも、バイエルンにはオランダ代表CBのマタイス・デ・リフト、フランス代表CBのダヨ・ウパメカノがいるため、仮にミンジェが離脱してもカバーはできそうだ。しかし、ミンジェに加えてバイエルンでスタメン出場するモロッコ代表右SBノゼア・マズラウィもアフリカ杯参戦で離脱の可能性があり、さらに守備陣に穴が開くかもしれない。

 また、ここ1年はセネガル代表に招集されてはいないが、右SBブナ・サールがもしアフリカ杯で招集となった場合は、マズラウィに続いて右SBが2人も離脱する事態となる。守備的MFのヨシュア・キミッヒを右SBで使うオプションは考えられるが、いずれにせよ冬の移籍市場で守備陣を大きく修正する必要があるだろう。

 FWではベテランCFのエリック・マキシム・シュポ=モティングがカメルーン代表に招集されそうだ。34歳のベテランFWは、22/23シーズンは怪我の影響で出場時間はそれほど多くなかったものの、ブンデスリーガ19試合に出場して10得点2アシストをマークしている。

 今シーズンはエースFWの座が新加入ハリー・ケインに移り変わったが、シュポ=モティングのようなベテランがベンチに居ると居ないとではスカッドの厚みは大きく変わるだろう。

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