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来年1月に開催されるAFCアジアカップ、アフリカネイションズカップは、欧州リーグのシーズン中に行われるため、代表選手はしばらくの間チームを離れることになる。今回は、両大会により戦力が大きく落ちる可能性の高いビッグクラブを5つ紹介する。(成績は19日時点、『transfermarkt』を参照)
リバプール(イングランド)
今季リーグ戦順位:3位
22/23リーグ戦順位:5位
予想される冬の離脱選手:モハメド・サラー、遠藤航
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今季のプレミアリーグで、ここまで5試合に出場して2得点4アシストと6ゴールに絡むエジプト代表FWモハメド・サラーは、リバプールの右WGに君臨するエースにして王様だ。
毎年のように20点前後のゴールを決め、10以上のアシストを記録するサラーだが、今シーズンは特にチャンスメイクにおける上手さが際立つ。第5節ウォルヴァーハンプトン戦では、2アシストをあげて逆転勝利に貢献している。プレミアリーグ通算141得点、68アシストはともにアフリカ人選手として最多の記録であり、まさにプレミア史上に残るレジェンドプレイヤーである。
そんな絶対的存在であるサラーは年明けのアフリカネイションズカップでの招集が濃厚。リバプールにとってサラー不在が大きな痛手となるのは間違いない。
サラー不在の右WGで出場機会を掴みそうな選手は、前線ならどのポジションでもプレー可能なディオゴ・ジョッタ、インサイドハーフとしても起用される若手のハーヴェイ・エリオットが候補となる。場合によっては、プレシーズンマッチに帯同して得点をあげた17歳の若手FWベン・ドークの抜擢もあるかもしれない。
また、23年夏に加入したソボスライ・ドミニクは現在のところインサイドハーフで使われているが、ライプツィヒ時代は右WGや左WGでも出場していたユーティリティープレーヤーであり、サラーに代わって起用される可能性も十分に考えられる。
さらに、日本代表の遠藤航も来年のアジアカップに参加する可能性が高い。現在のところ出場機会はそれほど多くはない遠藤だが、本職アンカーに乏しいリバプールにとって守備のカードが減るのは痛手となるだろう。