1位:マンチェスター・シティ(イングランド)
【写真:Getty Images】
監督:ジョゼップ・グアルディオラ(8年目)
22/23欧州CL成績:優勝
戦力値:96(攻撃力24、守備力25、選手層24、勝負強さ23)
昨季、悲願のビッグイヤー獲得を成し遂げたマンチェスター・シティが、今大会も優勝候補筆頭であることは明らかだ。戦力値は圧巻の「96」で、2位レアル・マドリードに大きな差をつけている。
守備力はMAXの「25」となった。昨季のシティは後半戦より最終ラインにセンターバックでもプレーできる選手を4枚並べたことで大幅に失点数を減らした。その立役者となったジョン・ストーンズやルベン・ディアスらが残留したことに加え、さらに今季はFIFAワールドカップカタール2022でも大活躍したヨシュコ・グヴァルディオルが加入しており、より盤石な布陣を築いている。そう簡単に崩されることはないだろう。
イルカイ・ギュンドアンが去った中盤にはマテウス・ヌネスとマテオ・コバチッチが、リヤド・マフレズが去った右ウィングにはジェレミー・ドクが新たに加わり、戦力の大幅低下は回避した。中盤底に位置するロドリの凄みは増すばかりで、アーリング・ハーランドは相変わらず理不尽。フリアン・アルバレスはハーランドとの共存の中でしっかりと結果を残しているなど、どのポジションを見ても穴がない。連覇への視界は良好だ。
唯一懸念点があるとすれば、モチベーションの部分だろうか。昨季のシティはすべてを勝ち取っており、グアルディオラ監督のメンタルコントロールが重要となりそうだ。その問題さえなければ、シティはやはり頭ひとつ抜けている。シティがどこを倒すかより、どこがシティを倒すのかという方が注目ポイントになるだろう。
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