4位:アル・ドゥハイル(カタール)
総市場価値:4790万ユーロ(約67億円)
クラブ最高額選手:コウチーニョ(1000万ユーロ/約14億円)
4位は、カタールの強豪アル・ドゥハイルだ。アル・サッドに次ぐカタール・スターズリーグ優勝8回を誇る同クラブは、2022年3月からアルゼンチンのレジェンドFWエルナン・クレスポが率いている。
そんな同クラブにはかつて柏レイソルに在籍し、2019シーズンにJ2リーグで30試合27得点、さらに翌シーズンにはJ1リーグで32試合28得点という驚異的な記録を残したストライカー、マイケル・オルンガが在籍している。
また、今夏にはサウサンプトンに在籍した3シーズンで公式戦81試合に出場したイブラヒマ・ディアロと、2021年にヴィトリア・ギマランイスでプロデビューを飾り、昨季は主力としてリーグ戦28に出場したイブラ・バンバを完全移籍で獲得。さらに、アストン・ヴィラからはリバプールやバルセロナでも活躍したフィリペ・コウチーニョがレンタルという形で加入した。
上記した選手らの獲得が大きな要因となり、アル・ドゥハイルの総市場価値は昨季から2162万ユーロ(約30.2億円)から2628万ユーロ(約36.8億円)アップし、現在は4790万ユーロ(約67億円)となっている。昨季国内3冠を達成したメンバーに元ブラジル代表MFら欧州のトップリーグでプレーした3選手を加えたアル・ドゥハイルは、12回目の出場となる今大会でクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を成し遂げられるか。