3位:アル・イテハド(サウジアラビア)
総市場価値:1億3328万ユーロ(約186.6億円)
クラブ最高額選手:ファビーニョ(4200万ユーロ/約58.8億円)
3位には、昨季9度目のサウジ・プロフェッショナルリーグ優勝を達成したアル・イテハドがランクインした。同クラブの総市場価値は、4位アル・ドゥハイルの倍以上となる1億3328万ユーロ(約186.6億円)。昨季は3093万ユーロ(約43.3億円)だったが、今季に入って1億ユーロ(約140億円)以上アップしている。
その大きな要因は、欧州の主要クラブから数々のスター選手を獲得したことだ。アル・イテハドは今夏にカリム・ベンゼマ、エンゴロ・カンテ、ルイス・フェリペ、ジョタ、さらにファビーニョの5選手を引き抜くことに成功している。
この中でも最も市場価値が高いのは、4200万ユーロ(約58.8億円)のファビーニョで、次いで35歳のベンゼマが2500万ユーロ(約35億円)。カンテとフェリペは1500万ユーロ(約21億円)で並び、その下のジョタは1300万ユーロ(約18.2億円)で、この5選手の加入により1億1000万ユーロ(約154億円)もプラスされている。
アル・イテハドがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したのは、連覇を果たした2004年と2005年の2回のみ。2009年には4年ぶりに決勝戦に進出するも、浦項スティーラースに敗れて優勝を逃してしまった。昨季サウジ・プロフェッショナルリーグを制したチームがスカッドを大幅に強化し、クラブ史上3度目のACL制覇に臨む。