海外日本人選手 最新ニュース
欧州の2023/24シーズンが幕を開けた。久保建英や三笘薫、南野拓実らが好スタートを切った一方で、スタートダッシュに失敗してしまった選手も数多くいる。今回は、早くも出場機会の確保に苦しんでいる主な欧州日本人選手を5人紹介する。※成績は15日時点の『transfermarkt』を参照
DF:小林友希(こばやし・ゆうき)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月18日(23歳)
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
23/24リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト
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欧州移籍は時期尚早だったのか。23歳と成長過程にある小林友希は、大きな壁にぶち当たっている。
昨年の冬に、小林はヴィッセル神戸からセルティックに渡ったが、当初はほとんど出番を得られず。終盤は出場機会があったものの、第35節レンジャーズ戦(0-3)のパフォーマンスは現地メディアなどから酷評され、第36節ハイバーニアン戦では大量4失点を招くなど、監督やサポーターの信頼を勝ち取ることができなかった。
ブレンダン・ロジャーズ新監督がやってきた今季は心機一転、レギュラー争いに名乗りを上げたいところだったが、横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチで大量失点に絡むと、不運にもこの試合で負傷交代。その影響で今季のリーグ開幕3試合でベンチ外となった。第4節レンジャーズ戦ではベンチ入りを果たしたものの出場はなく、先日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のメンバーから外れることが確定した。
今季のセルティックはキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、ナサニエル・フィリップス、グスタフ・ラガービエルケなど、センターバックの選手が多い。ただでさえポジション確保が難しい上に、プレシーズンで好印象を残せず、さらに怪我で出遅れたのは痛恨と言わざるを得ない。セルティック専門サイトの『セルティックスター』は、早くも「今季の小林の出場機会はほとんど、あるいは全くない可能性が高い」と指摘している。