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ついにオーナー退陣! 低迷エバートンが株式売却を発表。現体制に終止符が打たれる

text by 編集部 photo by Getty Images

イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース

【写真:Getty Images】



プレミアリーグの20チームのうち過半数が米国人のものに


 現地時間15日、低迷続くエバートンはクラブ公式サイトで株式売却が正式に決定したことを発表し、数か月にわたって続いた取引が決着した。今年の第4四半期以降は、セリエAのジェノアなどを所有する会社によって運営される。次のアーセナル戦を前に、18位に沈むチームにとって大きな後押しとなった。



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 エバートンは公式サイトにて「米投資会社777パートナーズへの売却が決定した」と発表した。数か月にわたってクラブ売却の話は進められてきたが、この度正式に同クラブの株式の過半数を譲渡することで双方の合意がとれたという。この取引は2023年の第4四半期(10月~12月)に行われる予定だ。

 現オーナーのファルハド・モシリ氏は、2016年からエバートンへ投資を続けてきた。2018年に大株主になったが、今回の買収によってそれに終止符が打たれる。昨シーズンはどうにかプレミアに残留できたものの、今季も現在18位と成績が振るわない。チームの低迷により、経営陣の方針転換は長い間求められていた。

 今回同クラブを買収した777パートナーズは、セリエAのジェノアやドイツ2部のヘルタ・ベルリンなどを所有している。今回の取引に際し、同社の代表を務めるジョシュ・ワンダー氏はクラブを通しこう述べている。「私たちの主な目的は、ファンや関係者と協力して男子/女子チームのスポーツの発展、および商業インフラを開発し、次世代のサポーターに良い結果をもたらすことです」。また、この取引によってプレミアリーグに属する20クラブのうち過半数が米国人の所有となる。

【了】

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