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ルイ・ファン・ハール氏も後任候補に浮上しているが…

　マンチェスター・ユナイテッドなどを率いた経験があるオランダ人のルイ・ファン・ハール氏は、ドイツ代表の次期指揮官として候補に挙がっている。しかし、ドイツ代表の歴史を踏まえ、自身が選ばれる可能性はないとの見解を示した。ドイツメディア『シュポルトブザー』が報じている。

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　ルイス・ファン・ハール氏はこれまでにアヤックスやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなどで指揮を執ってきた。2021年8月、自身3度目となるオランダ代表監督に就任。カタールワールドカップの欧州予選で、グループGを首位で終えて本大会の出場権を獲得した。本大会ではグループステージを2勝1分の勝ち点7で1位通過。決勝トーナメント1回戦の米国戦は3-1で勝利したが、準々決勝のアルゼンチン戦はPK戦の末に敗れている。

　ドイツ代表は日本代表に1-4の敗戦を喫した後、ハンス＝ディーター・フリック監督の解任を決断。ルディ・フェラー暫定監督のもとで臨んだフランス戦は2-1の勝利をおさめているが、続投の可能性は低いと見られている。来年には自国開催のEURO2024が開催されるため、それに向けてドイツ代表は次期指揮官の選定を急いでおり、ユリアン・ナーゲルスマン氏やオリヴァー・グラスナー氏などが後任候補に浮上していた。その中にルイス・ファン・ハール氏も含まれているが、同氏は「候補に入っていることは光栄に思うが、ドイツ代表監督のポストに外国人が選ばれたことはこれまでにない」と語り、自身が選ばれる可能性はないとの見解を示している。

【了】