リバプール
2022/23リーグ戦順位:5位
主な獲得選手:ソボスライ・ドミニク、アレクシス・マック・アリスター、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフ
主な放出選手:ジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ロベルト・フィルミーノ、ナビ・ケイタ、ジェームズ・ミルナー
リバプールの夏の補強は、後手に回った印象が強い。モイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアの争奪戦でチェルシーに敗れたことがこれからどう響くのかに注目のシーズンとなるだろう。
リバプールは今夏、主将を務めていたジョーダン・ヘンダーソンをはじめ、ファビーニョ、ジェームズ・ミルナー、ロベルト・フィルミーノらが退団。変革のときを迎えている。
抜けた穴を埋めるべく獲得したソボスライ・ドミニクとアレクシス・マック・アリスターは開幕から好印象を残しており、遠藤航も加入した。ただ、中盤とセンターバックは選手層が厚いわけではなく、負傷者が出ればたちまち窮地に追い込まれるかもしれない。
移籍市場閉鎖間際にバイエルン・ミュンヘンから4000万ユーロ(約56億円)で獲得したライアン・フラーフェンベルフが計算できれば、ある程度余裕ができそうだ。ただ、プレミアリーグ初挑戦の21歳は、適応の面で不安があるのは確か。期限ぎりぎりの獲得ということは、クラブとしても中盤の人数が足りていないという認識だったはずだ。
最終ラインではフィルジル・ファン・ダイクからかつての輝きが失われつつあり、その他のセンターバックもシーズンのどこかで負傷離脱することが多かった選手たち。やはり選手層に一抹の不安がある。
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