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補強大失敗!? 戦力ダウンしたクラブ5選。サッカー日本代表所属の強豪も不安?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 ヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉鎖となっておよそ2週間が経過した。8月に開幕した各国リーグではシーズン序盤を戦う中で、補強の成果がピッチで見え始めている。今回は、今夏の移籍市場で戦力がダウンしたクラブを紹介する。(移籍金は『transfermarkt』を参照)


ナポリ

ナポリに加入したイェスパー・リンドストロム
【写真:Getty Images】

2022/23リーグ戦順位:優勝
主な獲得選手:ナタン、イェスパー・リンドストロム
主な放出選手:キム・ミンジェ、イルビング・ロサーノ


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 2022/23シーズンのセリエAで圧倒的な強さを見せたナポリは、やや戦力ダウンという評価だ。

 昨季のセリエAで独走優勝をしたナポリは、ルチアーノ・スパレッティ監督が退任して、リュディ・ガルシア監督を迎えた。前監督と同じ4-3-3の使い手を迎えたことで、継続路線を明確にしている。多くのビッグクラブが関心を示していたヴィクター・オシムヘンやクビチャ・クワラツヘリアといった主力が残留したことは、大きな成果と言えるだろう。

 ただ、守備の大黒柱だった韓国代表キム・ミンジェがバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。その代役にはブラジル人のナタンを獲得している。ブラジル期待の22歳だが、前任者が偉大すぎたこともあり、戦力ダウンという見方が強い。

 23歳のイェスパー・リンドストロムはデンマーク期待のFWで、ナポリはフランクフルトに3000万ユーロ(約42億円)という高額移籍金を支払った。この有望株が期待を上回る働きをすれば、昨季以上に迫力ある攻撃が見せられるかもしれないが、現時点では未知数。セリエA王者の補強としては、物足りない夏だった。

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