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日本代表 1年前

最高額は誰だ! 23/24夏、日本人移籍金ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:中村敬斗

スタッド・ランスの中村敬斗
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月28日
移籍先:LASKリンツ→スタッド・ランス
移籍金:1200万ユーロ(約16億8000万円)
22/23リーグ戦成績:31試合14得点7アシスト

 18年に当時17歳でプロデビューしたFW中村敬斗が3位にランクインした。ガンバ大阪でキャリアをスタートさせ、19年夏にはエールディヴィジ(オランダ1部)のトゥウェンテにローン移籍して海外初挑戦。現在所属するリーグ・アン(フランス1部)のスタッド・ランスまで、23歳の若さで計6クラブを経験している。

 そんな中村にとって、22/23シーズンは飛躍の1年となった。21年夏から所属したオーストリア・ブンデスリーガのLASKリンツで左WGのスタメンを掴むと、リーグ戦31試合に出場して14得点7アシストを記録。公式戦17得点は22/23シーズンにおける同クラブの最多記録であり、まさにチームの主力に成長した。

 その活躍が認められ、23年夏に移籍金1200万ユーロ(約16億8000万円)で日本代表MF伊東純也も所属するS・ランスへ移籍。同クラブではまだ得点はあげられていないが、4試合中2試合で先発と早くもスタメン出場の機会を得ている。

 また、今年3月にはA代表に初招集され、6月のエルサルバドル戦でA代表初得点を記録。先日行われたトルコ代表との試合では前半だけで2得点をあげて得点力を見せたが、攻撃時のポジショニングやゴール前での落ち着きは非常に印象的であった。

 日本代表の左WGには絶対的存在として三笘薫が存在するが、ゴール前でのポジショニングや正確なシュートに魅力を持つ中村は、三笘とは異なるタイプのサイドアタッカーだ。日本代表攻撃陣の新たなカードとして、さらなる成長に期待したい。

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