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【写真:Getty Images】
久保建英(背番号20)
トルコ代表戦:フル出場
評価:A
トルコ戦のMVPに選出。ゴールやアシストこそなかったものの、ドリブルにはキレがあり、創造性あふれるパスも冴えるなど幾度となく攻撃を活性化していた。何より、メンバーが大幅に入れ替わった中で組み立て、崩し、フィニッシュ、そしてファーストプレスと1人で多くのタスクを担っていたのが印象的であり、この若きレフティーがいなければ前半であれだけのリードは奪えなかったはずだ。
遠藤航(背番号6)
トルコ代表戦:63分 IN
評価:A
トルコ代表に2点目を奪われ、ドタバタしていた状況でピッチに登場。何度か侵入を許していた最終ラインと中盤のギャップを引き締める作業が求められた中で、相手に3点目を与えずに試合を締めるなど、その任務を見事に達成した。出場時間にこそ違いはあれど、ドイツ代表戦に引き続きその姿は実に頼もしかった。
伊藤敦樹(背番号15)
トルコ代表戦:63分 OUT
評価:B
15分の左足ミドルシュートはスーパー。チームに勢いをもたらしたという意味で、非常に大きな価値をもつゴールだった。しかし、ビルドアップ時にうまく貢献できず、前に出るも捕まえきれずにやや重心が低かった最終ラインとのギャップを突かれてしまうなど、攻守において課題が多く見つかったのも事実。デビュー戦で結果を残したのは見事だが、今後への期待も込めて及第点としたい。
田中碧(背番号17)
トルコ代表戦:フル出場
評価:C
こんなものではなかったはず…という印象か。相手に振り切られることが多々あり、伊藤敦樹とのバランスも悪かったことで中盤を引き締められず。攻撃時は効果的なパスよりも味方が苦しんでしまうような雑なパスの方が目立ち、終盤には前田大然の決定機を潰してしまうなど、キャプテンマークに相応しいプレーは最後まで見られなかった。
守田英正(背番号5)
鎌田大地(背番号8)
トルコ代表戦:出場なし
評価:なし