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古橋亨梧を使い続けるべきか。サッカー日本代表で結果を残した上田綺世、1トップをめぐる争いは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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トルコ代表戦で無得点に終わったサッカー日本代表FW古橋亨梧
【写真:Getty Images】



サッカー日本代表の1トップ問題

 サッカー日本代表は現地時間12日にキリンチャレンジカップ2023でトルコ代表と対戦し、4-2で勝利を収めた。ドイツ代表戦に続く勝利となり、日本代表は6月の2試合も含めて4試合連続で4得点以上と攻撃陣が結果を残し続けているが、1トップの人選が適切かどうかは検討の余地があるかもしれない。



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 計18得点を叩き出した直近の4試合で、1トップとしてプレーしたのは4人。上田綺世は2試合に先発して、PKを含む2得点、残る2試合に先発した古橋亨梧は退場者が出たエルサルバドル代表から1得点。前田大然はペルー代表戦、浅野拓磨はドイツ代表戦にそれぞれ途中出場して得点を決めている。

 トルコ代表戦では古橋に何度も決定機が訪れたが、ゴールネットを揺らすことができなかった。20分には相手のマークを外す巧みな動き出しで久保建英のパスを引き出したが、シュートは左に逸れた。63分には前田の折り返しに詰めたが、シュートはポストに直撃している。カウンターの絶好機をファウルで潰されてしまうという不運もあったが、無得点という事実には変わりない。

 日本代表はこの現実をどう評価するのだろうか。このトルコ代表戦の3点目のシーンで中村敬斗の決定機を作り出したように、古橋は確かに決定機に絡んでいる。しかし、やはり結果においては物足りないものがあるのも事実だ。

 内容と結果という意味で上田が一歩リードしたのは間違いないが、その地位を確実にしたとまでは言い難い。オランダ1部ですでに2得点を挙げる小川航基やドイツ2部で2得点を挙げる町野修斗など、今回は選ばれていない有力候補もひしめく。彼らを試すのも1つのアイデアだ。

 日本代表は今後も古橋を使い続けるのか。10月、11月と3か月連続で代表活動が行われ、来年にはAFCアジアカップも控える。果たして古橋はこの熾烈な争いで生き残ることができるのだろうか。

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【了】

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