課題と収穫は?「甘かったですね」
――4-2で日本代表が勝利しました。
「課題もありましたが、収穫もたくさんあった試合でした」
――それぞれどんなところですか?
「7、8割はリザーブメンバーだったから、チーム全体の流動性はドイツ戦に比べて良くなかったところもあったし、攻守の切り替えも甘かったですね」
――収穫は何でしょうか?
「複数得点を取ったところは非常に良かったし、Jリーガーの2人がアピールできました。中村航輔のケガと古橋がゴールを決められなかったことは残念ですけどね」
――1トップはドイツ戦で上田綺世が結果を残しましたが、古橋はゴールを決めることができませんでした。今のところはやはり上田がベストでしょうか?
「相手によると思います。でも古橋はこれから何回チャンスを与えられるかはわかりません。上田だけじゃなく、浅野や前田もいるので厳しい競争になりますね。個人的に(古橋は)好きな選手ですが、代表では結果を残せていないからね。今日はアンラッキーなところもあったけど…」
――10月は神戸で試合があるのでゴールに期待したいですね。
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ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録」の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
【了】