右WG:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日(22歳)
日本代表通算成績:25試合2得点
トルコ代表戦で右サイドを務めるのは、今季絶好調の久保建英になると予想する。同選手はラ・リーガ第4節を終えた時点で3得点1アシストを記録し、4試合すべてでマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、驚異的なパフォーマンスを披露。さらなる進化をみせ、ダビド・シルバが抜けたチームを牽引している。
現地時間9日に行われたドイツ代表戦では75分からピッチに入ると、少ない出場時間で2アシストをマーク。90分に見事なボール奪取から独走して浅野拓磨のゴールをお膳立し、さらに後半アディショナルタイムにはピンポイントクロスで田中碧のゴールをアシストして4-1の勝利に大きく貢献した。
先月末には右太ももを痛め、所属クラブで数日間練習を欠席したものの、先週末のリーグ戦では先発出場しており、プレーに支障はない模様。12日に行われるトルコ代表戦では、アシストだけでなく日本代表を勝利に導くゴールを期待したい。
CF:古橋亨梧(セルティック/スコットランド)
生年月日:1995年1月20日(28歳)
日本代表通算成績:18試合4得点
現地時間9日に行われたドイツ代表戦では、上田綺世が先発出場。1ゴールを決めて勝利に貢献したが、同選手は怪我によりチームを離脱することに決定している。そのため、12日に行われるトルコ代表戦では古橋亨梧が先発出場すると予想する。
古橋は昨季、公式戦50試合で34ゴールをマーク。リーグ戦得点王&MVPに輝き、セルティックを国内3冠に導いた。その勢いは止まらず、今季はリーグ戦4試合で3ゴールを決めており、日本代表では6月15日に行われたエルサルバドル代表戦で約2年ぶりのゴールを決めている。
現地時間9日に行われたドイツ代表戦では出番が回ってこなかったが、日本でNO.1とも呼べる驚異的な決定力を誇る古橋は、トルコ代表戦でゴールを決めて森保一監督にアピールすることができるか。
左WG:三笘薫(ブライトン/イングランド)
生年月日:1997年5月20日(26歳)
日本代表通算成績:18試合7得点
ドイツ代表戦に続き、トルコ代表戦でも左サイドを務めるのは、三笘薫になるだろう。昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022ではジョーカーとして起用されていたが、同大会後は新エースとして活躍。3月シリーズと6月シリーズでは行われた4試合全てに先発出場し、2得点2アシストをマークしている。
三笘の他、今回の欧州遠征には所属クラブで左サイドを務めている中村敬斗と前田大然が選出されているが、中村は3月、6月シリーズで行われた4試合で計46分間、前田に関してはペルー代表戦での29分間しかプレーしていない。中2日というスケジュールを考慮して三笘のプレータイムを制限する可能性はあるが、現時点では三笘を抜擢しないわけにはいかない。
左サイドで不動の地位を築き、エースとして日本代表の攻撃を牽引する三笘は、現日本代表に絶対に欠かせない存在だ。