CB:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
生年月日:1997年1月27日(26歳)
日本代表通算成績:21試合1得点
FIFAワールドカップカタール2022以降、新体制となった森保ジャパンで唯一フルタイム出場を続けており、守備の要となっている板倉滉は絶対に欠かせない。ドイツ代表戦に続き、トルコ代表戦でも先発出場するだろう。
粘り強い対人守備と体を張ったシュートブロック、さらに高い危機察知能力を活かしたカバーリング能力を兼ね備える板倉の守備力は日本代表でも随一。またビルドアップを支える正確なキックやカウンターの起点となり得るロングフィードも持ち味で、攻撃面でも存在感を発揮する。
カタールW杯の再戦となったドイツ代表戦では、安定感抜群のプレーを披露。失点こそしてしまったものの、ドイツ代表の最前線に入っていたカイ・ハフェルツにほとんど仕事をさせなかった。同試合に続き、トルコ代表戦でも相手FWを封殺するプレーを期待したい。
CB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
生年月日:1998年11月5日(24歳)
日本代表通算成績:33試合1得点
板倉滉とコンビを組むのは、ドイツ代表戦に続き冨安健洋になると予想する。同試合に途中出場した谷口彰悟と、出番が回って来なかった町田浩樹はベンチから出場機会を伺うことになるだろう。
冨安は、FIFAワールドカップカタール2022・ラウンド16のクロアチア代表戦以降、約9ヵ月ぶりの代表出場となったドイツ代表戦で異次元のパフォーマンスを披露。対人戦で圧倒的な強さを見せ、45分にはレロイ・ザネを追走して圧巻のシュートブロックで日本のピンチを救った。
守備面だけでなく、左右両足から繰り出される正確なフィードで攻撃面にも貢献。日本代表の先制点と2点目は、冨安の逆サイドへのフィードから生まれた。日本が世界に誇る最強ディフェンダーだ。