マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
今年1月に引退した元ウェールズ代表FWが明かす、当時の決断
サウサンプトンから17歳の若さでプロデビューした快速ウィンガー(当時はサイドバックだが)、ガレス・ベイル。2007年にはマンチェスター・ユナイテッドのオファーを受けたが、当時の彼はそれを断っている。その理由について、マンチェスターの地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が現地時間11日に報じた。
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元ウェールズ代表のFWガレス・ベイルが、惜しまれながら今年の1月に現役を引退した。7月に34歳を迎えた彼は、サウサンプトンでのデビューから17シーズンにわたって数々の栄光を手にしてきた。
チャンピオンシップでの活躍を見込まれ、2007年にはマンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けたが、ベイルは同クラブではなくロンドンのトッテナム・ホットスパーFCを移籍先に選んだ。
ユナイテッドは同郷のレジェンドであるライアン・ギグスを彼に差し向けるなど、移籍を成功させるために様々な施策を講じたが、いずれも成果を上げられなかった。なぜ彼は世界的なメガクラブではなく、ノースロンドンを選んだのか。その理由について、現地時間11日にマンチェスターの地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
「当時のマンチェスター・ユナイテッドは世界最高の選手と監督を擁していた。フットボールをプレーしている若手なら、あのクラブに行く決断をするのは簡単だっただろう」
なお、トッテナムにおけるデビュー戦は奇しくもオールドトラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦だ。この試合には惜しくも1-0で敗戦している。
「当時の僕の年齢では、お金のためにビッグクラブに行こうとする選手も多いんだ。でも自分にとっては試合に出続けることが重要だったんだよ」
ユナイテッドに移籍していれば、棚に飾られたトロフィーの数も増えたかもしれない。けれども彼は、ノースロンドンで重要なコンバートを経て、世界最高のウィンガーへと変貌した。トッテナムからレアル・マドリードに移籍するまでの3シーズン、127試合に出場して49ゴールという素晴らしい成績を残している。
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