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リバプールの思惑と補強候補とは
現在ウェストハムに所属するモロッコ代表DFナイフ・アゲルド。空中戦の強さと最終ラインからの組み立てにおいて、近年評価を高めている。そんな彼に熱視線を注ぐのは、ディフェンスラインに不安を抱えるリバプールだ。イギリスメディア『サン』が同クラブの選手状況を指摘した上で、アゲルドの獲得に動く可能性について触れている。
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プレミアリーグは現在4試合を終え、リバプールは3位に位置している。遠藤航が移籍したことでも広く話題を呼んだクラブは、現在ディフェンスラインの再構築に力を注いでいるようだ。
同クラブの指揮官であるユルゲン・クロップは、ウェストハムに所属するモロッコ代表DFナイフ・アゲルドに熱視線を送っている。昨夏、3000万ポンド(約48億円)でフランスのレンヌからロンドンへやってきた27歳の選手は、これまで公式戦33試合に3ゴールを決めている。先月のチェルシー戦でも、ジェームズ・ウォード=プラウズの正確なコーナーキックからヘディングで得点した。
イギリスメディアの『サン』は、リバプールのディフェンスラインの高齢化と若手の怪我を指摘した上で、来夏のマーケットでアゲルドに照準をあわせる可能性を示唆している。フィルジル・ファン・ダイク、ジョエル・マティプの2人は共に32歳で、26歳のジョー・ゴメスはチャンスをものにできず苦労しており、24歳のイブラヒマ・コナテは怪我に苦しんでいる。
アゲルドについては今週、サウジアラビアへの移籍も噂されたが、ウェストハムが売却することはなかった。また、リバプールが同選手の獲得に乗り出した場合、現在リーグの首位をひた走るマンチェスター・シティと争う可能性があるものの、シティは最終ラインの補強の必要性が低いと同紙は見ている。
空中戦に強い左利きのセンターバックをめぐり、近い将来、争奪戦が繰り広げられるかもしれない――。
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