サッカー日本代表　最新ニュース

先月31日、9月の欧州遠征2試合にに臨むサッカー日本代表メンバーが選出された。今回はセレッソ大阪のDF毎熊晟矢が初招集されたが、実力がありながらメンバーから漏れた選手も当然多くいる。今回は、所属クラブで活躍しながらも日本代表に招集されなかった選手を5人紹介する。※成績は10日時点の『transfermarkt』を参照

DF：渡辺剛（ヘント／ベルギー）

生年月日：1997年2月5日（26歳）
23/24リーグ戦成績：5試合1得点1アシスト
日本代表通算成績：1試合0得点0アシスト

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　2021年の東京五輪（東京オリンピック）メンバー落選という悔しさを経て、渡辺剛はヨーロッパで逞しく成長している。

　昨年冬にFC東京からベルギーのコルトレイクに移籍した渡辺は、22/23シーズンのリーグ戦（レギュラーシーズン）でフィールドプレーヤー唯一となる全試合フル出場を達成。クラブの残留に貢献したことで大きく評価を高め、今夏に350万ユーロ（約4.9億円）の移籍金でベルギーの強豪ヘントにステップアップを果たすことになった。

　新天地でも渡辺は堂々たるプレーを披露しているところだ。ここまでの公式戦11試合すべてでフルタイム出場を果たしており、センターバックながら2得点1アシストと目に見える結果も残している。早くもサポーターのハートを射抜いていることは間違いなく、8月のクラブ月間最優秀選手賞に選出されたのはその確固たる証と言っていいだろう。

　しかし、ベルギーで鉄人ぶりを遺憾なく発揮している渡辺だが、今回の9月シリーズでも森保一監督から声がかかることはなかった。欧州5大リーグ外で活躍する同い年の町田浩樹や23歳の瀬古歩夢（3月、6月シリーズで招集）らと同じく、渡辺にもアピールのチャンスがあっても良さそうなものだが。