7位:イタリア代表
監督:ルチアーノ・スパレッティ
FIFAランキング:8位
総市場価値:7億7400万ユーロ(約1083億6000万円)
最高額選手:ニコロ・バレッラ
2018年開催のFIFAロシアワールドカップ、2022年開催のFIFAカタールワールドカップと、2大会連続で本大会出場を逃しているのが8位にランクインしたイタリア代表だ。
W杯優勝4回を経験するサッカー強豪国だが、2010年開催の南アフリカW杯、2014年開催のブラジルW杯では2大会連続でグループリーグ敗退。2006年開催のドイツW杯で優勝して以降は思うような結果が出ていない現状にある。
伝統的に守備に定評があり、“カテナチオ”の異名を持つイタリア代表だが、2023年8月に同国代表に就任したルチアーノ・スパレッティは攻撃的なサッカーが魅力の指導者だ。その手腕で22/23シーズンのナポリを33年ぶりのセリエA優勝に導いているが、勢いのあるスパレッティ監督のもとでイタリア代表の復権となるだろうか。
選手個人に目を向けると、インテルでプレーする26歳のMFニコロ・バレッラが7500万ユーロ(約105億円)で最も高い市場価値となっている。更に、CBのアレッサンドロ・バストーニ、守備的MFのサンドロ・トナーリなど25歳以下の若手選手が伸びているのは明るい材料だ。19歳のCBジョルジオ・スカルビーニはその若さで4000万ユーロ(約56億円)の市場価値となっていて、近い将来には所属するアタランタからビッグクラブへの移籍もあるかもしれない。