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世界最高額の国はどこだ! サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。頂点に立ったのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ドイツ代表

ドイツ代表
【写真:Getty Images】


監督:ハンジ・フリック
FIFAランキング:15位
総市場価値:7億650万ユーロ(約989億1000万円)
最高額選手:フロリアン・ヴィルツ

 8位にランクインしたのはFIFAワールドカップで4度の優勝を誇るドイツ代表だ。

 ヨーロッパを代表するサッカー伝統国だが、2018年6月以降はFIFAランクが10位を下回り、それ以降はトップ10に戻れていない苦しい状況にある。2018年開催のロシアW杯、2022年開催のカタールW杯と2大会連続でグループリーグ敗退に終わった点も、ドイツに求められる成績を考えたら残念な結果となった。

 現在のドイツ代表には優れたアタッカーが何人も存在するが、その1人が20歳のMFフロリアン・ヴィルツだ。市場価値8500万ユーロ(約119億円)と評価され、今後の活躍と成長次第では所属するレバークーゼンからさらに大きなクラブへ移籍する可能性のあるドイツ屈指の逸材だ。また、怪我のため9月の代表メンバーから外れたが、1億1000万ユーロ(約154億円)を誇る20歳のMFジャマル・ムシアラも世界に注目されるアタッカーである。

 豊富なアタッカーを揃えるドイツ代表ではあるが、2023年6月の親善試合でポーランド、コロンビアに立て続けに敗戦。どちらの試合も0得点に終わっているのは今後に向けての不安材料であり、同代表を指揮するハンジ・フリック監督の続投も危うい状況になりつつある。

 2024年に開催されるUEFA欧州選手権(UEFA EURO)でホスト国となるドイツは、地の利を活かして近年の低迷から抜け出したいのは間違いない。EURO開催までにフリック監督はドイツ代表を立て直し、再びヨーロッパ屈指の強豪国に返り咲けるだろうか。

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