9位:オランダ代表
監督:ロナルド・クーマン
FIFAランキング:7位
総市場価値:6億5950万ユーロ(約923億3000万円)
最高額選手:フレンキー・デ・ヨング、マタイス・デ・リフト
9位にランクインしたオランダ代表は、2018年から2020年にかけて同国代表を率いたロナルド・クーマンが2023年から2度目の指揮を取っている。
2022年開催のFIFAカタールワールドカップは、指導者としてアヤックスをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で無敗優勝させた経験を持つルイ・ファン・ハール監督のもとベスト8に進出。PKでアルゼンチンに敗れたものの、ファン・ハール監督の指揮下では20戦14勝6分(PK戦は公式記録は引分)と負けなしであった。
そんなオランダ代表は、市場価値7500万ユーロ(約105億円)を誇るMFフレンキー・デ・ヨング、同額のCBマタイス・デ・リフトがこれからのチームを担うと言われている。加えて、大黒柱として長年オランダ代表を支えてきたリヴァプール所属のCBフィルジル・ファン・ダイク、マンチェスター・シティ所属のCBナタン・アケら強力なDF陣がストロングポイントだ。
現状、攻撃陣にややタレント不足感はあるが、パリ・サンジェルマン所属(現在はRBライプツィヒにローン移籍中)のシャビ・シモンズはまだ20歳にして市場価値4000万ユーロ(約56億円)の値が付く若手有望株だ。成長次第では同国代表の攻撃の柱となる可能性は十分に高く、さらに市場価値も上げていくだろう。