1位:イングランド代表
監督:ガレス・サウスゲート
FIFAランキング:4位
総市場価値:12億4000万ユーロ(約1736億円)
最高額選手:ジュード・ベリンガム、ブカヨ・サカ
総市場価値12億4000万ユーロ(約1736億円)でランキング1位に輝いたのがイングランド代表だ。
2016年にガレス・サウスゲート監督が代表監督に就任し、世代交代を進めてきた現在のチームには市場価値1億ユーロ(約140億円)を超える選手が3人もいる。アーセナルでプレーする22歳のブカヨ・サカ、レアル・マドリードでプレーする20歳のジュード・ベリンガムはともに1億2000万ユーロ(約168億円)。マンチェスター・シティでプレーする23歳のフィル・フォーデンは1億1000万ユーロ(約154億円)と、市場価値トップ3だけで約490億円に達する。
そんな豪華選手陣を擁して、2022年開催のFIFAカタールワールドカップに挑んだイングランド代表だったが、結果はベスト8止まり。前述したベリンガムやサカら若い力も目立った大会ではあったが、準々決勝で激突したフランスの前に涙をのんだ。
スター選手を何人も輩出してきた“サッカーの母国”は、手にしたビッグタイトルとなると1966年開催のFIFAイングランドワールドカップのみという意外な歴史となっている。UEFA欧州選手権(UEFA EURO)でも、2021年の準優勝が最高成績だ。2021年のEURO決勝ではPK戦の末にイタリアに敗れたが、ここ一番でPK戦に勝てない伝統的な勝負弱さもイングランド代表の負の特徴となっている。
総市場価値=チームの強さというわけではないが、1億2400万ユーロ(約1736億円)という圧倒的な数字を持つ今のイングランド代表ならば宿願のビッグタイトルにも手が届きそうなものだ。しかし、そう簡単には事が運ばないのがサッカーの難しさであり、面白さなのかもしれない。
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