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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ドイツ戦全選手パフォーマンス査定。冨安健洋、久保建英…。異次元だったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


冨安健洋(背番号16)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:A

 1人だけ異次元だった。ビルドアップ時には左右両足で巧みにボールを操り、正確なフィードから2つのゴールの起点に。もちろん守備対応も絶品で、地上空中問わず対人戦で負けず、カバーリングも難なく遂行。とくに、45分のレロイ・ザネのシュートをストップしたプレーは圧巻だった。このクラスのセンターバックが日本代表にいるのは、これ以上ない幸運だ。

板倉滉(背番号4)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:A

 安心してプレーを見ていられた。ボックス内での対応、前に出る守備とすべてのアクションにおいて安定感があり、最前線に張っていたカイ・ハフェルツにほとんど仕事を与えていない。これまでコンビを組む機会が多くなかった冨安健洋とのバランスもまったく問題なく、カタールワールドカップ同様に最少失点で凌いだ。唯一の誤算は、試合前にスプリンクラーの水を浴びてしまったことだけだ。

菅原由勢(背番号2)
ドイツ代表戦:84分 OUT
評価:A

 強敵ドイツ代表を前にしても堂々たるプレーを披露。伊東純也とうまく連係しながら攻撃に厚みをもたらし、中の動きをしっかりと確認したピンポイントクロスで2得点を演出している。守備ではマッチアップしたセルジュ・ニャブリに決定的な仕事を与えず、右サイドを引き締めた。またライバルたちに差をつけたと言っていいだろう。

伊藤洋輝(背番号21)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 前半は今季バイエルン・ミュンヘンで好調を維持するスピードスター、レロイ・ザネの対応に苦戦し、何度か危険な形で突破を許してしまった。しかし、守備時4バック→5バックに変更された後半は、三笘薫の懸命なサポートもあったことで粘り強い対応を披露することができた。持ち味である左足のロングフィードはあまり目立たずも及第点だ。

谷口彰悟(背番号3)
ドイツ代表戦:58分 IN
評価:B

 後ろに厚みをもたせるため、58分に鎌田大地に代わって出場。ややドイツ代表に勢いが傾きつつある難しい時間帯だったが、カタールワールドカップという大舞台を経験したベテランは終始安定したプレーを披露し、トーマス・ミュラーらに追加点を与えなかった。森保一監督から託された任務を完遂したと言っていいはずで、評価はBに。

橋岡大樹(背番号19)
ドイツ代表戦:84分 IN
評価:出場時間短くなし

 菅原由勢に代わって出場も、アピールするには時間が足りなかった。トルコ代表戦ではスタメン入りあるか。

町田浩樹(背番号22)
森下龍矢(背番号24)
毎熊晟矢(背番号26)
ドイツ代表戦:出場なし
評価:なし

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