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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ドイツ戦全選手パフォーマンス査定。冨安健洋、久保建英…。異次元だったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


遠藤航(背番号6)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:A

 この日も頼れるキャプテンだった。力強いタックルと出足の鋭い寄せでイルカイ・ギュンドアンやエムレ・ジャンらの侵入を阻むなど、高いレベルで最終ラインをサポート。ビルドアップ時の判断や正確性も光っており、何度かボールを奪ってから効果的なパスを前線の選手につけていた。フルタイムプレーでもインテンシティーがまったく落ちないのはさすがといったところだ。

守田英正(背番号5)
ドイツ代表戦:74分 OUT
評価:A

 立ち上がりはやや不安だったものの、時間が経つにつれ本来の実力を発揮。ポジショニング、タメの作り方、パスの散らし方など細かい部分で抜群のセンスを証明し、遠藤航と共に中盤のクオリティーを高いレベルで保ち続けた。また、ペナルティーエリア内にも果敢に侵入し、後半には惜しいシュートも。攻守において森保ジャパンに欠かせない存在であることを改めて証明した。

鎌田大地(背番号8)
ドイツ代表戦:58分 OUT
評価:B

 シュート1本に留まるなどそれほど多くの決定機に絡んだわけではない。しかし、“気の利いた”プレーを連発していたのが好印象。絶妙なポジショニングで味方を素早くサポートし、攻撃のリズムを生み出し続けるとともにボールの動きにストップをかけることがなかった。不完全燃焼に終わったカタールワールドカップでの悔しさを、約10ヶ月ぶりに晴らしたと言えるのではないか。

田中碧(背番号17)
ドイツ代表戦:74分 IN
評価:B

 うまくゲームに入った印象はなかったものの、カタールワールドカップのスペイン代表戦同様にボックス内での勝負強さを発揮。右サイドで久保建英がボールを持っている間にボックス内に侵入し、最後はフリーの状態でヘディングシュートを流し込んだ。出場時間もあってそれ以外に目立ったプレーはなかったと言わざるを得ないが、終わり良ければすべて良しだ。

伊藤敦樹(背番号15)
ドイツ代表戦:出場なし
評価:なし

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